
紅茶ミニコラム

世界中で最も飲まれているお茶は紅茶!?
日本では、緑茶を飲む機会が多いですね。そもそも、お茶の飲用習慣も、緑茶から始まりました。しかし、世界で年間約300万トンのお茶(カメリア・シネンシスから作られたもの)が生産されていますが、このうち、約75%程度が紅茶。世界中で多くの人々が、紅茶を楽しんでいるんですね。ちなみに、日本におけるお茶の生産量は約9万トンですが、これはほぼ緑茶の生産量となります。

呼び方でわかるお茶の伝播
「お茶」のことを何と呼びますか?世界中の人々にこんな質問をしてみると・・・?現在世界各国で使われている「茶」を意味する言葉は「チャ」か「ティー」の、いずれかに大別されます。もとはどちらも中国で、広東語の「チャ」と福建語の「テー」がその語源です。「チャ」は陸路経由で広まり、北は北京やモンゴルへ、西はチベット、インドを経て中近東各地、ロシアへと。一方「テー」のほうは、福建の港・アモイで貿易を始めたオランダの影響が強く、イギリス、フランス、北欧各地など、海路で広まったといえそうです。
紅茶とミルクは相性抜群
ミルクは紅茶に含まれているタンニンの渋みをやわらげてくれるベストパートナー。おいしいミルクティーのためには常温の牛乳がおすすめ。あたため過ぎた牛乳は独特のにおいがでて、紅茶の香りを損なってしまいます。エバミルクを入れるとさらに濃厚な味わいが楽しめます。

はちみつの話
紅茶にはちみつを加えると色が黒ずんでしまうことがあります。これは、はちみつに含まれている鉄分が紅茶のタンニンと反応するからです。もちろん、飲んでも問題はありません。気になる場合は、純粋なアカシアのはちみつがおすすめ。しかし、この色の変化を利用してミルクティーにすれば、亜麻色で濃厚な味わいを楽しめます。
紅茶のジャンピング?
紅茶に熱湯を注ぐと、ティーポットの中で茶葉が上下に動いている様子が見られます。これは「ジャンピング」と呼ばれています。まるで、紅茶がお湯の中で踊っているようですね。「ジャンピング」は、きちんと沸騰した熱湯を注ぐと起こります。したがって、紅茶のおいしさが充分に引き出されている目安になりますね。

紅茶のクオリティーシーズン
香りや味が最も充実した高品質の紅茶が期待できる時期のことを「クオリティーシーズン」と呼びます。産地の気候風土により異なり、それぞれの特徴ある味わいが楽しめます。例えば、ダージリンの場合、ファーストフラッシュ(3月下旬〜4月頃)、セカンドフラッシュ(5月末〜6月末頃)、オータムナル(10月〜11月頃)がクオリティーシーズンと呼ばれ、この3つのシーズンでも異なる特徴を味わうことができます。
アイスティーがにごってしまう!
アイスティーを作ると、白くにごったようになってしまうことがあります。これは、「クリームダウン」と呼ばれ、紅茶に含まれている成分が冷やされることによって結合し、にごったように見える現象です。もちろん、飲んでも問題はありません。味のしっかりした茶葉を使ったり濃くいれた場合、この現象が起こりやすくなります。クリームダウンを避けたい場合は、比較的渋みが少ない紅茶を選ぶか、水出し紅茶もおすすめです。
